やりたい看護はできません
「やりたい看護」なんて、訪問看護ではなかなかできない。訪問看護で自分のやりたい看護ができると思ったら大間違いですよ。現場はその人の長年住んでいる自宅がプラットフォームだから、他人が変えにくい。「ん?」と思っても一旦受け入れてからのスタートです。そもそもやりたい看護って…
— ふるたによしひさ@看護師 (@yoshihisanurse) January 24, 2026
やりたい看護なんて難しいですね。
┃ やりたい看護なんてできません
よく、看護師の求人に「あなたのやりたい看護ができます」とか
「あなたのやりたい看護はなんですか?」とか、
書かれていることがあります。
やりたい看護ができる環境はほぼありません。
看護師がこうしたい、って思っても、それはなかなかできないということです。
特に訪問看護はそうです。
訪問看護でお宅訪問すると、
ゴミ屋敷のところがあります。
長年ゴミだらけの家で住んでいます。
こういう人に対して、
「ゴミをちゃんと片づけないといけませんよ」
とか言っても無駄なことがほとんどです。
そんな一言で長年の慣習が改められるわけがないからです。
足腰が弱くて転倒リスクが高い人に対して、
「外出するときは一人で行かないで。必ず誰かと一緒に出ましょう」
と言っても、一人で外出することってよくあります。
ベッドで一日中生活している人に
「トイレまで歩けるんですから、たまにはベッドから離れて歩きましょう。
そのほうが健康的ですし、今よりもっと足腰が弱りますよ」
と言っても、やることがないとベッドからなかなか出ませんし、
かったるいと思ってわざわざ歩こうとは思いません。
難しいですよね。他者を改善することって。
┃ 自宅ではなおさら変えるのは難しい
長年の習慣を変えるのは至難のわざです。
健康にとって悪い習慣を変えることは難しいです。
自宅だとなおさらです。
プラットフォームが自分の家なので、
訪問看護や訪問介護が入ったとしても、
自分の家ゆえに主導権が本人や家族になりがちです。
「そんな生活をしているから具合が悪くなるんですよ」
といいたいところですが、
本人が聞く耳持たないことが多いです。
本当に難しいところです。
「やりたい看護」があったとしても、
それは患者や家族のやってほしいこととは違うことがあります。
看護師がこうしたいと思っても、
その通りにできないことはたくさんあります。
ましてや、看護師が「こうしたい」というのが、
患者家族の思いとは違うこともあります。
健康のため、
病気を悪化させないため、
いくら訪問で提案したとしても、
なかなかすんなりいかないことのほうが多いなぁと実感します。
それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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この記事へのコメント
nice!です。
トイレは自力でできましたが、入浴は私が介助していました。
本当にできなかったのか、やろうとしなかったのかは今となっては不明です。
自分は家族に負担を掛けたくないと願うばかりです。