状態に応じて施設を変える

_imagesblog_e56yoshihisa-kyoto/26539301_s.jpg



一回施設に入所したらそれで終わりというわけではありません。


┃ 状態に応じて施設を変える


世の中にはいろんな種類の介護施設があります。
一見すると、どれも同じ介護施設かと思うかもしれませんが、
施設の種類によってタイプが違います。


このタイプの違いを知らないと、
入所してから「こんなはずじゃなかった」と後悔するかもしれません。

認知症の人が入居する施設に、
「認知症グループホーム」があります。
これは認知症の診断があり、要介護1から入れます。
じゃあ要介護5の人でも入れるんでしょ?って思うでしょう。

認知症グループホームは、認知症だけれども、
まだある程度自分のことは自分でできるという人が対象です。

一人では失敗ばかりするかもしれないけれども、
スタッフがいたら、助言したら、まあまあ自分でできるというレベルの人が入ります。
これは基本的なことを言ってます。
なかには、かなり介護の手が必要な人もいますが、
基本的に、、自分のことはある程度自分でできる、という認知症の人が好まれます。

なぜなら、
夜間のスタッフは一人体制が一般的だからです。
夜間はスタッフ一人しかいないんです。
そりゃそうなりますよね。

これが実態なのです。

たしかに要介護1以上なら入れますけど、
1ユニット9名の入居者さんに対して、
夜間のスタッフは1人です。

暴れたり、不穏になったり、家に帰ろうとしたり、
失禁したり、失便したり、オムツ交換したり、食事介助したり、
などなど、
介護度が高いと、とても無理ですよね。

認知症グループホームに入ったときは、まだ自分でなんとかできていても、
やがて認知症が進むと、また、老化がすすむと、
自分でできなくなってきます。
そうすると、老健や特養などに移転することになります。

グループホームによっては看取りもするところがあると聞きますが、
あまり現実的じゃないですね。
多くは、やがて介護度が上がってくると、別のそういう人たちがいる施設へ移ります。
そのほうが本人の介護レベルに合っているのでいいのです。


┃ いつまでも今の施設にこだわらない


今いる施設にこだわるのではなく、
本人の老化や認知症の進行などによって、
施設を変えることが大切です。

特養などは、もうこれ以上の所はないと思われますので、
特養に入るときは、
「ここが終の棲家」だと覚悟して入るのです。

サービス付き高齢者向け住宅やグループホームや小規模多機能施設などは、
そもそもある程度は自分でできる高齢者を好まれますので、
一旦入居しても、
やがてもっと介護度があがれば他の施設へ移るんだ、と考えておくことです。

こういう視点を持っておかないと、
やがて親がもっと老化してきたときに
「なんでここの施設でみてくれないんだ!」
とクレーマーになりかねません。

高齢者施設は、介護度に応じて種類があるということを知っておくべきでしょう。




それでは最後まで読んでくださって、ありがとうございました。



IMG_1724-removebg-preview.png

ふるたによしひさの発信は、こちらもどうぞ。
X(旧Twitter)のフォロワーさんが7,500人を超えました。


YouTubeおしえて!看護師よしひさ先生 
 ↑チャンネル登録者数1000人超えました。

この記事へのコメント

2026年01月25日 05:44
おはようございます!
nice!です。
2026年01月25日 07:16
おはようございます nice!です
2026年01月25日 13:03
もう亡くなりましたが、私の母は自ら生まれ故郷の施設に入居しました。
施設見学なのかなと途中で兄と合流して到着したところ、その場で契約。
その施設は比較的元気な方が入居するで、最上階には温泉がありました。
歩いて食堂へ行くのが難しくなり、系列の別施設に移転しました。
幸い認知症ではありませんでしたが、状態に合った施設選びは重要ですよね。
2026年01月25日 13:32
自分の居場所を考える時期になってきています。いつかははいらないと。
2026年01月25日 22:20
スタッフ一人だと、一人の面倒を見ているときに他の人が
暴れたりしたら、どうしようもなさそうですね
2026年01月31日 11:33
ホームも色々と違いがあるのですね。

ふるたによしひさ

職業:
看護師
メールアドレス:
zyoshikyotoarasiyama19991009@gmail.com
一言:現役看護師だから書ける現状を発信
兵庫県生まれ。

神戸学院大学法学部卒

脳神経外科、SCU、回復期リハビリテーション


【資格】

看護師

認定看護管理者ファースト、BLS・ACLS

医療的ケア教員、認知症ケア専門士、看護協会認知症サポートナース

うつ病にさせないためのアドバイザー、高齢者入浴アドバイザー


読者メッセージを送る

カテゴリ