採血が苦手なナースに送る、採血が成功するコツ。

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採血が苦手という看護師はきっと「血管選びが下手」といえるでしょう。

血管さえいいのを選べれば、きっと成功率が大幅にアップします。


採血の手技の本やコツを書いた本、サイトは山のようにありますが、どれもだいたい似たようなことを書いてあります。

■ 刺すときの角度は15°~20°

■ ある程度勢いをつけて刺さないと、針先が血管から逃げる。

■ 血管がわかりにくい時は、腕を暖めると血管が出やすい。また腕を下げて心臓より下にすると血管が出やすい。

など、だいたい上記のようなことが書いてあるはずです。

それはその通りです。

しかしながら、そのようなことをどの本やサイトに書いてあるにも関わらず、失敗ばかりする看護師は後を絶ちません。

そこで、今回は、私の経験を活かした「採血が成功するコツ」をご紹介します。


◆ 一番重要なのは、ぷくっと膨らんだ感触がある血管以外は刺さないこと。

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これが曖昧なので、失敗するんです。

私は新人の頃は、採血が失敗続きでとても苦手でした。

そこで先輩のやり方を見たり、本やサイトで勉強したりして自分のスキルアップをしてきました。

でもやはり失敗が続きました。


今思えば、「血管選びが下手」だったんです。


血管選びさえできれば、もう成功したようなものです。

指先で感じられるぷくっと膨れた感触のある血管で「よし、これはいける!」と自分で自信が持てる血管を探すこと。

これ以外の血管で採血をすると、まず失敗します。


特に、「このへんかなぁ…」と指先で血管を確認できていないのに針を刺すと、失敗します。

失敗をよくする看護師さん、心当たりはありませんか?

当てずっぽうで刺してもダメです。まず成功しません。私も今だから告白しますが、未熟だったころは「えいやっ!」と心の中で「この辺だろう」と当てずっぽうに刺したことがありますが(患者さん、すみません…)、100%失敗しました。


なので、成功したいなら自分の指先にぷくっとした血管の膨らみを感じられる血管しか選んではいけません。

これは、腕だろうが、足だろうが同じです。


◆ ぷっくとした血管が見つからない時はどうしたらいいのか。

とはいえ、「そんなぷくっとした膨らみのある血管が見つからないんですけど…。そんなときはどうしたらいいんですか?」

これはよく質問されるのですが、ぷくっとした血管は必ずあります。

あなたが見つけられていないだけです。

「いやいや、ほんとにないんです。嘘だと思うなら触ってみてくださいよ」

と決まってそう言われるですが、実際に患者さんに触ってみると、あります。微細な膨らみが必ずあります。

それを見つけられるかどうかです。


どうしても血管がわからない時は、

① 上記の「暖める」「刺すところを心臓より下にする」をやると血管が膨らみやすい。

② 腕の場合、「正中」が一番狙いやすく失敗も少ないが、「正中」にどうしても見つからないときは、「正中」の約2~3センチ横に血管があることが多い。(左右両方をチェックすること)

③ 上腕二頭筋あたりにあることも。

④ 片方の腕にいい血管がなくても、反対の腕にはあったりするので、片方の腕だけで「血管がない」と判断しないこと。

⑤ 微細な血管の膨らみは必ずあると信じて、指先の神経を研ぎ澄ます。


これでも血管を見つけられない場合は、まだまだ指先の感覚が甘い証拠です。もっと指先に感覚を研ぎ澄ませて経験を積みましょう。


数多くの採血経験からいえるのは、ベテランナースは自分が「よし、これはいける」と思える血管しか刺さないということです。そしてその血管は必ずあるので、それを信じて指先の感覚を研ぎ澄ませていきましょう。

私はもともとかなりどんくさい人間ですが、数々の失敗から「血管選びこそ、最大の成功のもと」であることを確信しました。


◆ 【これも超大事】 採血をするときは「自分がやりやすい姿勢」をとること。

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これも採血を成功させるためにはかなり大事なことです。



超重要!

自分がやりやすい環境を作ること。
大幅に成功しやすくなります。




ちなみに私の場合、邪魔なベッド柵を外します。椅子を持ってきて必ず座って採血をします。患者さんはベッドに仰向けに寝てもらいます(これは例外あり。車いすに座っている状態のときもあります)。ベッドの高さを調整して自分がやりやすい高さにします。


このように「自分がやりやすい環境を整える」ことで大幅に成功しやすくなります。

無理な姿勢で採血をするのはやめましょう。失敗の元です。

遠慮はいりません。ベッドを動かしたり、面会の家族がいたら席をはずしてもらうとか、とにかく成功のために自分がやりやすい環境を作りましょう。


いかがでしたか。

看護師は採血がうまいとそれだけでベテランのように見られます(笑)

しかも患者さんにとっても、苦痛が少なくていいことなのです。

「採血は経験」と言われることがありますが、とにかく「指先でぷくっとした血管が感知できるか」にかかっています。

今では私は、特に夜勤では、あちこちの病棟からヘルプで呼ばれるくらい上手くなりました。

「どうしても血管がないんです。採血、お願いします」

と他病棟のナースから呼ばれて、「どれどれ…」と患者さんの腕を見る。すでに失敗してあちこち刺された跡がある。私が他の誰もが見つけられなかった血管を探しあて、針を刺す。すると血管に見事入った針先から逆血を確認する。「よし、成功」。採血されたスピッツを置いて、「それじゃ」と去っていく。

自分に酔いながらそのあと勤務を続ける。


いいじゃないですか。

もう一度いいます、ぷくっとした血管は必ずあります。正中か、正中の数センチ横。もしくは上腕二頭筋あたり。

血管を見つけられれば、もう成功したようなものです。


それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


この記事へのコメント

2019年11月19日 02:20
自分は探さなくとも血管が選び放題なのですが、10年前の入院時に入院病棟の看護師に連続5回も失敗をされた事がありまして。(爆
自分、それでキレてしまいまして(笑)、いつも採血してくれている検体検査専門の採血している方を呼んで貰ってお願いをした事があります。
ベテランさんに左右の腕で自由に選んで貰うんですけど、皆さんほぼ同じ場所で指が止まります。^^
右ですとその確率は100%!
多分、ピストンさんの言われている事そのまんまなのだと思います。(笑)
2019年11月19日 02:41
kameさん>>私も狙われる血管はいつも同じです(笑)
私の腕は、正中が分かりにくいので、いつも正中より約3㎝外側にある、ぷくっと膨れた血管を狙われます。ここなら成功率100%です(^-^)
2019年11月19日 09:29
私は血管がハッキリ、プックリです。事故の怪我で骨髄炎を併発し、毎日点滴の入院生活だったときに、看護学生(?)見習いナース(?)が、代わる代わる点滴針を刺しに来ました。教材費(?)入院代がら引いてくれたかな?知識も記憶もあやふやです。
2019年11月19日 11:43
hanamuraさん>>新人ナースがいると、やりやすい血管の患者さんがターゲットになることがあります。きっとそれだったと思います。
2019年11月19日 12:53
採血での失敗もありますが、点滴の針がちゃんと入っていなくて
腕がパンパンに腫れたこともあります(途中で中止になりました(泣))
ひたすら「上手な人にあたりますように」と心の中で祈っています。

先日のインフルエンザの予防接種は全然痛くなかったと(会社の中では)噂になっていて、それが看護師さんの技術によるものか何だったのでしょう( *´艸`)
2019年11月19日 13:02
アドセンスヘルプコミュニティへ私の見解を書きました。
2019年11月20日 11:28
ようこくんさん>>点滴漏れはいやですよね。
インフルの予防接種は痛くないのと痛いのと、はっきり分かれるようです。どっちに当たるかは、、、わかりません。
2019年11月20日 11:29
nikkiさん>>コメント読みました。お忙しい中、ありがとうございます。
この機会に自分のブログとどう向き合うか、じっくり考えてみたいと思います。
2019年11月20日 14:18
自分は採決前に『血管が細いので思い切りブスッと刺してください。当たればよく出ます』と言うようにしてます。以前に下手な人に当たってしまい腕に針を刺してからグリ・グリ・グリと血管を探られ、挙句の果ては別の場所に差し替えて、腕が内出血で青タンになってしまったことがありました。
2019年11月20日 16:51
我流麺童さん>>それは災難でしたね。ちなみに、針先が血管に入らないからといってグリグリしても結局入りません。新人にありがちな発想です。

ふるたによしひさ

職業:
看護師
メールアドレス:
zyoshikyotoarasiyama19991009@gmail.com
一言:現役看護師だから書ける現状を発信
兵庫県生まれ。

神戸学院大学法学部卒

脳神経外科、SCU、回復期リハビリテーション


【資格】

看護師

認定看護管理者ファースト、BLS・ACLS

医療的ケア教員、認知症ケア専門士、看護協会認知症サポートナース

うつ病にさせないためのアドバイザー、高齢者入浴アドバイザー


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